君の隣でみる夢
そーっと保健室の窓の枠に足をかけていると
「へ~そんなことすんだ」
と保健室の扉の前で腕くみして冷ややかな視線を柚葉に送る永遠が立っていた。
窓の枠に足をかけたままの柚葉はそっと部屋に戻る。
「ごめんなさい」
「素直でよろしい」
永遠はそう言って柚葉の荷物を持ち保健室を出て行った。
柚葉もそのあとをついていく。
「荷物」
柚葉が自分の荷物を持とうとするとすっと永遠は柚葉がつかめないように自分の反対の手にかけた。
「自分で持てる」
「ふらついてんだろ。足元。」
と永遠が柚葉の足元を見た。
永遠には何でもお見通しだ。
「へ~そんなことすんだ」
と保健室の扉の前で腕くみして冷ややかな視線を柚葉に送る永遠が立っていた。
窓の枠に足をかけたままの柚葉はそっと部屋に戻る。
「ごめんなさい」
「素直でよろしい」
永遠はそう言って柚葉の荷物を持ち保健室を出て行った。
柚葉もそのあとをついていく。
「荷物」
柚葉が自分の荷物を持とうとするとすっと永遠は柚葉がつかめないように自分の反対の手にかけた。
「自分で持てる」
「ふらついてんだろ。足元。」
と永遠が柚葉の足元を見た。
永遠には何でもお見通しだ。