キンダーガーテン五      ~ここが居場所~
尋ちゃんも唯も

ちょっと甘過ぎる旦那さんだけど……。

とっても幸せだって………両親に知らせる事が出来て良かった。

お昼をこのお家で、みんなで囲めるのも…………。

やっぱり悠君のおかげ。

ありがとうの気持ちを込めて、テーブルの下でソッと手を握ると。

「あ~ん。
ラブラブ~
和君、尋の手も握って~」ってからかわれちゃった。

真っ赤になる唯の頭を悠君が撫でて

「そりゃ、新婚ホヤホヤだからね。
尋ちゃん達もそうでしょ?」ってからかい返しをすれば。

「もちろん。
そういえば…………
お父さんとお母さんももうすぐ新婚さんになるんだぁ!」って………。

まさか自分達がからかわれるって思ってなかったお父さん達は…………

渋い顔になったけど………。

次に発した…………

「今度は………
お父さんの奥さんと子供と。
お母さんの旦那さんと…………。
みんなで、このお家でご飯が囲めたら良いね…………。」って言葉に

みんな、何も言えなくなったの。

お父さんとお母さんの事で、一番傷ついて苦しんだ尋ちゃん。

その尋ちゃんが…………全てを水に流して。

また『このお家』に、集まろうって言ってくれる。

「尋…………。」

「尋ちゃん。」

「千尋…………。」

私と両親が色々な思いを込めて呼んでいると………。

「だったら。
お父さんとお母さんの入籍のお祝いは………
ここでしませんか?」と悠君。
< 205 / 398 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop