キンダーガーテン五      ~ここが居場所~
そこには………。

ついこの間までは知らなかった……………キスマークが…………。

えっ!?

どうして??

まさか???

首と鎖骨のところに3つ。

…………………………………………

………………………………………………ええぇ~!?

大きな声にびっくりした悠君が、脱衣所のドアを開けて。

唯の姿を見て

「ごめん!」と言って閉め。

ドアの先で

「何があった??」って、聞いてきた。

何がって……………

これって……………悠君の仕業だよね??

悠君以外だと大問題だけど。

「唯。
唯ちゃん、聞こえてる?」

ドアをガチャガチャ回して、聞いてくる。

「…………………………これ。
………………悠君…………だよね?
…………………キスマーク………………。」

それまで大騒ぎしていたのに………急に静かになった。

「ごめん…………。
気持ち悪いかもしれないけど………
シャワー、ちょっと待ってもらって………服を着ない?」

重たい声で言われ

今脱いだワンピースを…………再び着た。




ガチャ。

ドアを開けると……………

「……………ごめん。」って謝って………肩に抱き寄せられた。

ごめんって…………

まさか……知らないうちに…………エッチしちゃって………たぁ?………。

「いや、それは絶対ないから。
そんな事しない。
唯ちゃんに流されたけど………
約束はちゃんと守るから。」

あっ………また言葉にしてた…………。

そうだよね。

悠君が………あり得ないよ……………。

でも………さっき…………………。
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