キンダーガーテン五      ~ここが居場所~
改めて

悠君のいない日々を…………実感しちゃった……。

…………………………。

一人、ポツンとソファーに腰掛けて

悠君からの贈り物を眺めていたら……………。

カラカラカラ………………。

静かにドアが開いて、お義父さん達が帰って来た。

「ただいま。」

「淋しくなかった?」

「お土産の雑誌よ。」

唯が泣いてたことなんて、一目瞭然なのに…………

誰一人その事に触れることなく、微笑んでくれる。

「おかえりなさい。」

優しい悠君とお義父さん達に………

再び涙が溢れ始める。

ポンポン。

悠君とは違う………大きな手。

「我慢しなくていい。
唯ちゃんは、家族だろう?
………………甘えて良いんだよ。」

お義父さんの優しさに

こぼれた涙は…………止まる事を知らないように溢れた。
< 365 / 398 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop