キンダーガーテン五      ~ここが居場所~
「悠君は………
本当に唯ちゃんが大好きなのね。」

テーブルの上のキーホルダーとお花。

そして………アルバムを見て呟いたお義母さん。

「これなら、2ヶ月を待たずして退院かもな。」

「あぁ!
下手したら来月あたり帰って
『一年半の休みを貰います!』って叔父さんに怒られてるかも。」

「でも、一年の休暇を取るって………
本当に、唯ちゃんと出逢って変わったよなぁ。
俺の弟なのに、むちゃくちゃ真面目で正反対な悠人が心配だったけど……
好きな女の子の為に、こうも変われるんだからなぁ~」

「お前は、もう少し悠人を見習った方がいいけどな。
まぁ………愚息どもだが。
自分の大切な人を守れる男に育ってくれたことには………誇りに思う。」

お義父さんの言葉に

「親父に誉められるなんて………
明日は雨かもな!
まぁこれも、悠人のお陰かぁ。」って………

さっきまでの静けさが嘘のように、賑やかになった。

お義父さんの言葉。

元気になったら、悠君にも聞かせてあげよう。
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