【全巻完結】愛は惜しみなく与う①
遅れてすいません
そうあたしが言って扉を開けたら、なかなかの光景が目に飛び込んできた
ヤンキーがちゃんと椅子に座ってる…
じゃなくて!
さっきぶつかった、赤井という人が、黒板の前に立ってコチラを笑顔で見ていた
「やぁ、君たちが最後のチーム代表だね」
……波乱の予感
泉は、ものすごく嫌な顔をしたが、空いてる席に座り前を見る
あたしら含めて、3チームあるようだ
「揃ったところで、今年のルールを言いますね」
胡散臭い笑顔で話す赤井
こいつも、その3チームに含まれている
「今年は、俺のチームのZAQ(ザック)と、泉先輩のいる烈火。あと……スカル。これは、初めてのチームだね。この3チームで争うよ」
赤井は自分のチームをZAQと言い、もうひとチームをスカルと呼んだ
「毎年ある、障害物競走と自由演技と最後の喧嘩の3つは今年もやるよ。あと1つ、先生たちが考えた競技がある。計4競技で今年の賞金を掛けて勝負だ」
……なぁ、障害物競争しか分からへんのやけど!!!!!