【全巻完結】愛は惜しみなく与う①

複雑な気持ちを抱えつつも、どこかスッキリした気分だ


「おはよー!ちょっと今日は卵のセールあるし行ってくるわ!」


少し早めに目覚めると、休みなのに杏はすでに服を着替えて買い物の準備

みんなまだ寝てるし…


「荷物持つの、ついて行こうか?」

「ん?大丈夫やで!」


……間違えた

杏は、何かしようか?というと、いつも大丈夫だと言う

だから俺は決めたのに


「嘘。荷物持つの、付いて行かせて」


頼むことにした
杏は絶対大丈夫って言うから、何かしようか?と聞かずに、何かさせてと…何かするよと言い切ることに

少し不思議そうな顔をした杏は、ありがとうと笑った

きっと、こういう杏の顔を見て、慧も杏のために歓迎会を開いてやろうと思ったんだろうな

……


そして学園祭当日、色々なことが起こったが、無事終了!
みんなは倉庫へ準備に行ってくれている。


俺は杏の足止めをしろと言われた


3時間も何すんのーと言う杏には申し訳ないが、みんなが準備を終えるまで待ってもらわなきゃ


< 407 / 425 >

この作品をシェア

pagetop