冷徹御曹司と甘い夜を重ねたら、淫らに染め上げられました
「嫌だな、旅行にしたってこんなホテルには来ないよ。偵察ってとこ? 同業としてね」
「ふん、こんなホテルで悪かったな」
さらりと嫌味を言われて安西部長の眉がピクッと反応する。こんな安い挑発に乗るなんて、なんだか安西部長らしくない。
「偵察とか言ってどうせ女連れ込んで仕事なんかしてないんだろ? 御曹司はお気楽でいいよな、適当に遊んでてもちゃんと社長の椅子は約束されてる」
「おいおい、ひとりで来てるに決まってるだろ? 女連れだなんて……君の上司はひどいこと言うなぁ、ねぇ?」
眉尻を下げてわざと私の同情を煽ろうと顔色を窺ってくる。でも、私は見てしまったのだ。ひとりじゃない、という事実を……。
「おひとりだったんですね。じゃあ昼間、佐々岡さんと一緒に部屋に入ってあんなことやこんなことしてた女性は誰なんですか?」
嫌味を忍ばせた笑顔で言うと、佐々岡さんがギクッと顔を強張らせた。気まずそうに目を泳がせて言い訳を考えている佐々岡さんに、安西部長はふんと鼻を鳴らした。
「な、なんだ、見られてたのか、別にちょっと仲良くなっただけで――」
「お前の女グセの悪さは相変わらずだな。言っておくが、俺の部下には手を出すなよ?」
安西部長の牽制に一瞬たじろぐと佐々岡さんは言われっぱなしで癪に障ったのか、一瞬笑顔が強張る。
「まいったね、こんな可愛い子が部下にいたら、うちにいたとき以上に仕事にも精が出るってもんだよな。ああ、わかるよその気持ち」
え? うちにいたとき……?
まさか、安西部長……前は佐々岡グループの社員だったの?
「ふん、こんなホテルで悪かったな」
さらりと嫌味を言われて安西部長の眉がピクッと反応する。こんな安い挑発に乗るなんて、なんだか安西部長らしくない。
「偵察とか言ってどうせ女連れ込んで仕事なんかしてないんだろ? 御曹司はお気楽でいいよな、適当に遊んでてもちゃんと社長の椅子は約束されてる」
「おいおい、ひとりで来てるに決まってるだろ? 女連れだなんて……君の上司はひどいこと言うなぁ、ねぇ?」
眉尻を下げてわざと私の同情を煽ろうと顔色を窺ってくる。でも、私は見てしまったのだ。ひとりじゃない、という事実を……。
「おひとりだったんですね。じゃあ昼間、佐々岡さんと一緒に部屋に入ってあんなことやこんなことしてた女性は誰なんですか?」
嫌味を忍ばせた笑顔で言うと、佐々岡さんがギクッと顔を強張らせた。気まずそうに目を泳がせて言い訳を考えている佐々岡さんに、安西部長はふんと鼻を鳴らした。
「な、なんだ、見られてたのか、別にちょっと仲良くなっただけで――」
「お前の女グセの悪さは相変わらずだな。言っておくが、俺の部下には手を出すなよ?」
安西部長の牽制に一瞬たじろぐと佐々岡さんは言われっぱなしで癪に障ったのか、一瞬笑顔が強張る。
「まいったね、こんな可愛い子が部下にいたら、うちにいたとき以上に仕事にも精が出るってもんだよな。ああ、わかるよその気持ち」
え? うちにいたとき……?
まさか、安西部長……前は佐々岡グループの社員だったの?