復讐寮~罰ゲーム~
アルバイトもしていない、家がお金持ちでもないと言っていた友樹が、どうして5万円も持っていたのだろう。


もしかして、他の生徒の持ち物を盗み出して売りさばいているんじゃないだろうか?


そう考えて、あたしは亜沙美の表情を盗み見た。


男子生徒たちの会話を聞いても、亜沙美は表情を変えず雑誌を眺めている。


動揺している様子は見られなかった。


それを確認して、あたしはホッと息を吐きだした。


さすがに友樹でも盗みなんてしないか。


「この服可愛いねぇ」


「本当だ。亜沙美に似合いそうだね」


あたしたちはすぐに普通の日常へと戻って行ったのだった。
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