復讐寮~罰ゲーム~
どうしようかと思案していた時、不意にノック音が聞こえてきて瞳は慌ててタバコを隠した。


こんなことをしていたら、またいつボヤ騒ぎが起こるかわからない。


「はい」


瞳が返事をすると、南が部屋のドアを開けた。


開けた瞬間タバコの臭いがしたのか、あからさまに顔をしかめている。


「亜沙美、やっぱりここにいた」


「あたしに用事?」


南は亜沙美を探していたみたいだ。


「今日こそ、お風呂の掃除をやってよ」


南にそう言われて亜沙美はキョトンとした表情を浮かべている。


「待ってよ。今は謹慎中の瞳が全部掃除してくれてるんだよね?」


「そうなんだけど、普段全く掃除をしない亜沙美にも手伝ってもらうことになったの」


南の言葉に亜沙美は不服そうな声を上げる。
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