愛してると3回言って
「へぇ。こんなお店があるんですね」

「うん。結構お気に入り」


私が要望した通りのお店で、正直驚いた。

連れてきてもらったお店はバルのようで、ワインに肉(それもとろけそうな絶品)が出てきそうな大人な雰囲気が漂っていた。

居酒屋チェーン店ようにガヤガヤしていなさそうで、ここなら落ち着いて話せるだろう。


「何飲む?」


席に着き、メニューを差し出される。

それを受け取り、ドリンクメニューを見るが今日はお酒を飲むつもりがない。

というのも、前回の反省がある。

また気づいたら朝で……みたいなパターンにはなりたくなかった。


「あの、ウーロン茶を」

「わかった。俺も同じ奴にしようかな」


今日は楠木さんもお酒を飲むつもりはないんだ。


「食べ物はどうする?ここ結構お肉の種類があるんだ」

「そうなんですか?」


今度は食べ物のメニューを手渡される。

食べ物はは本当に豊富で、珍しいお肉もたくさんあるようだった。


「ラム肉とかあるんですね……」

「それおいしいよ」

「へぇ。ちなみに楠木さんのおすすめはありますか?」

「う~ん。ラム肉もおいしいけど、鹿肉もうまい」


あ、でもと、他にもあるようで楠木さんは更に「う~ん」と悩み始めてしまった。
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