愛してると3回言って
「美味しいね」

「は、はい」

「遠慮しないでもっと食べていいよ」

「は、はい!」

「ねえ、東堂」

「はい!」


「結婚を前提に俺と付き合ってくれませんか?」


「……はい?」


言ってる意味が分からないとかじゃない。

ただ私の思考が追いついていないだけ。

だってこれは。


「唐突過ぎませんか?」


そう、あまりにも唐突なのだ。

確かに、【責任を取る】とか言っていたし、そういうこといいのもわからなくないが、もっと他に何かあってからじゃないのでしょうか、普通は!


「……確かに唐突だったかも」

「ですよね」

「でも、いいなと思ったから」

だけど楠木さんは真剣だった。
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