ホストが拾った生意気な女子高生
自宅玄関前について、オレはズボンのポケットからスマホを取り出して、時間を確認した。五時を過ぎるとサナが起きている可能性が高い。

時間を確認すると五時前だった。オレは玄関を静かに開けて部屋にはいる。サナは案の定、かけ布団を蹴飛ばしてすやすや寝ていた。

夏になりサナの寝相は悪くなったように思う。オレはそっと布団をかけ直してサナが起きてないか確認してから、スーツからスウェットに着替えた。

それからベッドに横になって、くつろいだ。その一時間後にサナが起きて、キッチンで朝食の準備をはじめだした。サナがオレに声を掛けなかったのは、寝ていると思ったからだろう。
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