一生一緒
何故そんなことを聞いてくるのか。
徐々に落ち着いてきた視界で男を見た。
「何?もしかして声聞こえてない?」
その言葉に私は首を振った。
「ど、して……」
「どうして?……それはね………」
耳元で呟かれた声に私が驚いて目を見開くのと建物が揺れたのは同時だった。
「あーぁ、もう来ちゃったね。」
金髪の男は詰まらなさそうに言うと私を抱えた。
「痛いと思うけど少しだけ我慢してね」
そう言って私を抱えたまま階段を昇る男。
一階では多くの人間が殴りあっていた。
その光景に目を見開く。