一生一緒
そっと降ろされる事に驚くと男は面白そうに笑った。




「こう言うの初めてなの?」




戸惑いながらも私は素直に頷く。







「じゃぁよく見てるといい。君の仲間の強さを。」





そう言うと男はさっと2階へ上がっていった。





「おっらぁー!!」





一際煩い声で暴れている敏次がいた。




その傍では細かい動きで敏次をフォローしている環。




アキラや無限も静かにしかし正確に敵を倒し、その側には各隊の副長が隊長をフォローするようにいた。





ふと無限が私に気付き直ぐに近付いてきた。





「美幸さん!!無事ですか!?」





そう言って私の左頭を見てハッと息を飲む。





そっと触れられ、触れたところから無限の怒りを感じた。






「…殴られたのはここだけですか?」






「え?う、うん。でも無限!斎を……」





バッと振り返る無限。





「アキラ!」





呼ばれたアキラがこちらを見て直ぐに駆け寄ってきた。





そして彼も私の頭を見て顔をしかめる。





「も、もういいから!私は大丈夫だから!」





そう言うもアキラが無限の顔を見て私に首を振った。





「俺と一緒に居よう、美幸ちゃん。」





無限は私に顔を向けることなくまた抗争の中に戻っていく。



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