アラフォー×バツ1×IT社長と週末婚
「ああ、それはよかった!」
人事部の部長は、もう一人の人と、喜んでいる。
うん、私も嬉しいよ。
「それじゃあ、助かります。いやあ、この手の話はどうも苦手でね。」
ん?
この手の話は、苦手?
正社員にならないかって、言うのが?
「内容が分かっているんだったら、詳しい話は割愛した方がいいよね。」
部長は、私に何かを委ねている。
「あっ、いやそこは敢えて、言って頂いた方が、今後に繋がります。」
なにせ、人生初の昇進の話だからね。
「そうなんだ。」
なのに部長は、悲しそうな表情。
もしかして、一緒に喜ぶあまり、涙がほろり?
「仕方……ないね。では、水久保つむぎさん。」
「は、はい!」
自然に、背中が真っすぐになる。
「残念ですが、来月いっぱいで、契約を打ち切りとさせて頂きます。」
「えっ……」
シーンとなる会議室。
頭が真っ白になる私。
ニコニコ顔を崩さない人事部部長。
人事部の部長は、もう一人の人と、喜んでいる。
うん、私も嬉しいよ。
「それじゃあ、助かります。いやあ、この手の話はどうも苦手でね。」
ん?
この手の話は、苦手?
正社員にならないかって、言うのが?
「内容が分かっているんだったら、詳しい話は割愛した方がいいよね。」
部長は、私に何かを委ねている。
「あっ、いやそこは敢えて、言って頂いた方が、今後に繋がります。」
なにせ、人生初の昇進の話だからね。
「そうなんだ。」
なのに部長は、悲しそうな表情。
もしかして、一緒に喜ぶあまり、涙がほろり?
「仕方……ないね。では、水久保つむぎさん。」
「は、はい!」
自然に、背中が真っすぐになる。
「残念ですが、来月いっぱいで、契約を打ち切りとさせて頂きます。」
「えっ……」
シーンとなる会議室。
頭が真っ白になる私。
ニコニコ顔を崩さない人事部部長。