ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
「イクシオン殿下、海藻類は加熱したら、害にならないの」

「そうなのだな」

「昆布出汁は、加熱するから心配いらないわ」

昆布出汁のすばらしさについて語っていたら、イクシオン殿下もだんだんと興味がそそられてきたようだ。

「そこまで言うのならば、アステリア。今度、休みが取れたら、海に“こんぶ”を獲りに行ってみよう。心配するな。船は、王族専用のものがある」

何かカッコイイ感じに誘ってきたが、海に昆布を採りに行くというだけの話である。

「“こんぶ”を獲る魔道具も、用意しておこう」

「えっと、急ぎではないので、暇なときにお願い」

「わかった」
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