ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
『我も、応援しているぞ!』

「おお! 聖獣リュカオンも、支持しているとは!」

「なんてすばらしいのでしょう!」

リュカオンの応援までも、高く評価される。ズルのような気がしてならない。

「アステリア嬢、よくぞ、引きこもりの息子をここまで更生させてくれた。聖獣リュカオンも、召還後は姿を見せたくないと、公の場に出てくることを拒絶していたのに、二人をコンペティションに参加するよう奮い立たせてくれて、心から感謝する」

「今まで、いくら言っても聞かなかったのに。アステリアちゃん、あなたは本当にすばらしいわ」

引きこもりの息子と犬を引っ張ってきた私までも、高く評価された。まだ、肉まんは一口も食べていないのに。

周囲の料理人からは「なんだ、この茶番は」という視線が集まった。
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