ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
王都の街並みは、忙しない。誰もが風を切るように歩いているように見えた。社交期だから、というのもあるのだろうけれど。
「なんだか、久々に外出した気がするわ」
「何か、街に用事があったか?」
「いえ、特にないけれど」
「私は、アストライヤー領に結婚の申し込みをいったとき以来の外出だ」
何か月前の話だか。
「ちなみに、その前に出かけたのは、十年前だな」
イクシオン殿下は筋金入りの引きこもりのようだ。王城にいるだけで、生活が成り立つことがシンプルにすごい。
「十年前は、どこに出かけたの?」
「誘拐されただけだ」
「そ、そうだったの?」
「なんだか、久々に外出した気がするわ」
「何か、街に用事があったか?」
「いえ、特にないけれど」
「私は、アストライヤー領に結婚の申し込みをいったとき以来の外出だ」
何か月前の話だか。
「ちなみに、その前に出かけたのは、十年前だな」
イクシオン殿下は筋金入りの引きこもりのようだ。王城にいるだけで、生活が成り立つことがシンプルにすごい。
「十年前は、どこに出かけたの?」
「誘拐されただけだ」
「そ、そうだったの?」