ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
「その言葉を、スタンピートをどうにかすればいいだけの話だと思い、聖獣リュカオンの召喚を決意しました」

なぜイクシオン殿下はリュカオンを召喚したのか、ということに話が繋がる。

「リュカオンさえ召喚したら、あとは魔道具の研究を好き勝手にできる、そう思っていたのですが――」

アイオーン殿下は、リュカオンの召喚成功について、褒めたり評価したりを一切しなかったのだという。

「引っかかってはいたものの、私は王族の務めを果たしたと思っていました。けれど、それは間違いでした。私はまだ、何もしていません」

王族の務めとは、国民に安寧をもたらすこと。笑顔で暮らせる国作りをすること。イクシオン殿下は堂々と、国王夫妻の前で語る。
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