ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
「母さん!!」

国王陛下の呼びかけに、表情が凍り付く。国王陛下の母親といったら、王太后しか該当しない。

いったいなぜ、王太后様が舞踏会で私の付添人なんかしていたのか。

訳がわからず、頭を抱え込んだ。

「アステリア、お祖母様に会うのは初めてではないのだな?」

「え、うん。一回、舞踏会で会って……」

なぜ、私は王太后様を付添人と勘違いしたのか。時間を巻き戻して、もう一度人生をやり直したい。

そしたら、私は三か月前の舞踏会には行かなかっただろう。アストライヤー家の領地に求婚しにきた誰かと、さっさと結婚していたに違いない。
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