ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
「アステリア、どうして姫は開けてはならぬ宝を寄越したのだ?」

続けて、イクシオン殿下は疑問をぶつけてくる。

「なぜ、“たまてばこ”の中身は、老人になってしまう呪いがかかっていた? たろうは、城で何か悪いことをしたのか?」

「していないと思うけれど」

「だったら、なんで姫はこのような酷い仕打ちをする?」

「さ、さあ?」

幼いころに聞いたときには、そのような疑問など思わなかった。ただ、浦島太郎という物語は、助けた亀に竜宮城へ連れて行ってもらい、もてなされ、最後に玉手箱をもらう。中身は、お爺さんの姿になってしまうものだった。としか認識していない。
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