ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
村人達は子ども達を優先させていた。今まで、満足に食事ができていなかったのだろう。夢中で食べる姿があちらこちらに見える。

先ほど、弟妹を守るために石を投げてきた少年の姿もあった。弟妹達がからあげを頰張る様子を、笑顔で見ている。

反対を押し切ってやってきてよかったと、心から思った。

列の最後に、リュカオンが並んでいたので、笑ってしまう。順番が回ってきたら、口をパカっと開いてきたので、からあげを食べさせてやった。

『おおおおお! 皮はパリパリ、中はジューシー! “からあげ”とは、至高の食べ物よ!』

「お口に合ったようで、何よりだわ」
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