ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
調理台に、メルヴが集めてくれた材料が置かれる。白米もきちんとあったので、ホッとした。これが大事なのである。卵も、新鮮そう。

久しぶりの料理に、なんだかわくわくしてきた。

うちのレストランのオムライスは、トマトスープで白米を炊く。

スープは一から煮込んだものを使うのだ。今から作るとなると、かなり時間がかかる。

「どうした?」

「いえ、スープを用意しなければならないのだけれど――あ!」

自動調理器で、スープが作れるのではないか。美貌の青年に相談すると、「もちろんだ」と答えてくれる。

子犬はイヤそうな顔を浮かべたが、スープがないと味に深みがでない。
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