幸せな結末
こんな時でもプリンかよと朝陽は少しあきれながら笑う。
「無事に出産したらって約束だろ?」
「・・・ちゃんと守ってね。」
理恵が朝陽を見る。
「もちろん。俺約束守らなかったことないだろ?」
「・・・うん」
朝陽はそう言いながら立ち上がりキッチンから理恵に水を持ってきた。
「飲めるか?」
「・・・うん・・・」
これから長丁場になることを二人は予測している。
エネルギーをいかに吸収しながらこの長丁場を乗り越えるかがポイントになる。
朝陽はふと時計を見た。
「シャワー、どうする?」
破水する可能性のある理恵は入浴は感染の危険がありできない。
「浴びる・・・次・・・きたらね。」
「了解。準備してくる。」
朝陽もこういう時、出産に関する知識があることに理恵は頼もしく感じていた。
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