幸せな結末
「あれ?」
「ん?」
理恵の言葉に樹が理恵を見る。
「なんか・・・痛いかも・・・」
「え?」
理恵が顔をゆがめるとすぐに朝陽が遊びを中断して理恵のもとへ来た。
「きたか?」
朝陽が理恵のお腹に触れる。
「来たかも・・・」
「光君は任せて」
「お願い・・・」
朝陽に支えられて理恵は部屋へ入った。

湊が永遠と光と一緒に樹のもとへ来る。
「樹は?平気?」
「うん」
「俺たちも、もうすぐだな。」
「そうだね。」
樹自身ももうすぐ出産を控えている。そんな樹が不安にならないように湊がそっと樹の肩に手を置いた。その手に樹が自分の手を重ね、湊に微笑みを向ける。
目を合わせるだけで、”大丈夫どんなことも乗り越えられる”そんな言葉が湊から伝わる。
樹は湊に頷いた。
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