幸せな結末
「私もそう思う。」
樹はそう言って空を見上げた。


時々過去の悲しみを思い出しそうなとき、隣には湊がいる。永遠もいる。自分は一人じゃない。
今までの出会いも別れも今にすべてつながっていると樹も思っていた。

「樹?」
遊んでいた樹を湊が呼ぶ。
「はい?」
「大丈夫か?」
「うん。」
樹が笑顔を返すと湊も微笑む。

「幸せだなぁ。」
「本当に。幸せ。」
「まだまだ、私たちは幸せの途中だけどね。」
「うん。」

これから先、どんなことが待っていてもきっと未来へつながっている。
乗り越えられる。一人じゃない・・・。
< 277 / 280 >

この作品をシェア

pagetop