「悪」が似合わない君と。
美花side
ガラッ
武内くんとほぼすれ違いかな
扉の開く音に振り返るとリュードーさんがいた
いつも通りのクールな表情
でも私はリュードーさんがきてくれたという事実だけで胸がいっぱいだった
…来てくれたんだ
「篠瀬」
…ん?
え?
は?
「し、篠瀬!?トンボじゃないんですか?」
「え?トンボがいい?」
い、いや、そう言うわけじゃ
でも…なんだかんだトンボって言われるの嫌いじゃないけど
まさか…登場第一声がこんなんだと思わなかったから心臓がやかましい
「篠瀬」
リュードーさんがなにを考えているのかわからないけど
聞き慣れない、聞き慣れたはずの名前に緊張しながら声を出す
「…はい。」
「美花の方がいい?」
「え!?」
え、どうしちゃったのリュードーさん!?
「ふふ、いや、お前表情変わりすぎ」
歯を見せて無邪気に笑われるとほんと、胸が苦しくなるからやめていただきたい
「なっ、リュードーさんのせいですよ!」
「俺のせいか」
そうだよ!まったく!
なんなんだいったい
「…告白だった」
え、あ…
…美優さんのことか
話の展開が急すぎてついていけなかった
そっか、やっぱり…そうか
わかってたけど…
同じタイミングで私も武内くんから告白を受けてたからびっくりだよね
リュードーさんはどんな答えをしたんだろう…
「断ってきたよ」
!!
エスパーか!?と聞きたくなるほどグッドタイミング
あ、もしや顔に出てるとかそういうやつ?
「そ、そうなんですか」
なんで平生に答えたけど
心底ほっとしたなんて言えない
「好きな人がいるって」
……
え?
「好きな人がいるから無理だって言ってきた」
…好きな、人…
リュードーさんに
好きな人
ガラッ
武内くんとほぼすれ違いかな
扉の開く音に振り返るとリュードーさんがいた
いつも通りのクールな表情
でも私はリュードーさんがきてくれたという事実だけで胸がいっぱいだった
…来てくれたんだ
「篠瀬」
…ん?
え?
は?
「し、篠瀬!?トンボじゃないんですか?」
「え?トンボがいい?」
い、いや、そう言うわけじゃ
でも…なんだかんだトンボって言われるの嫌いじゃないけど
まさか…登場第一声がこんなんだと思わなかったから心臓がやかましい
「篠瀬」
リュードーさんがなにを考えているのかわからないけど
聞き慣れない、聞き慣れたはずの名前に緊張しながら声を出す
「…はい。」
「美花の方がいい?」
「え!?」
え、どうしちゃったのリュードーさん!?
「ふふ、いや、お前表情変わりすぎ」
歯を見せて無邪気に笑われるとほんと、胸が苦しくなるからやめていただきたい
「なっ、リュードーさんのせいですよ!」
「俺のせいか」
そうだよ!まったく!
なんなんだいったい
「…告白だった」
え、あ…
…美優さんのことか
話の展開が急すぎてついていけなかった
そっか、やっぱり…そうか
わかってたけど…
同じタイミングで私も武内くんから告白を受けてたからびっくりだよね
リュードーさんはどんな答えをしたんだろう…
「断ってきたよ」
!!
エスパーか!?と聞きたくなるほどグッドタイミング
あ、もしや顔に出てるとかそういうやつ?
「そ、そうなんですか」
なんで平生に答えたけど
心底ほっとしたなんて言えない
「好きな人がいるって」
……
え?
「好きな人がいるから無理だって言ってきた」
…好きな、人…
リュードーさんに
好きな人