終着駅は愛する彼の腕の中

「あっ・・・」

 敏感なサクランボのような部分に触れられると、エイミの吐息が漏れてきた。


「綺麗だね・・・」

 そう言われると、エイミはギュッとシーツを握り締めた。



 羽弥斗はエイミの体がほてって来たのを感じて、下の方に手を伸ばして入り口を見つける・・・。

 そこはまだ緊張してちょっと強張っているようだ。

 清らかな川の水は溢れんばかりに増えてきていて、入り口には入りやすくなっている状態。

 
「力抜いて、大丈夫だから」


 羽弥斗の優しい声がエイミの耳元に響いた。

 その声で強張っていたエイミの入り口が柔らかくなってきた。



 羽弥斗が指で確認すると。

「っ・・・」

 言葉にならない感覚に襲われて、エイミの体が大きくのけぞった。


 ギュッとシーツを握り締めるエイミの手をそっととって、羽弥斗は自分の背中に回した。


「ちゃんと、僕につかまってて。・・・僕が・・・護るから絶対に・・・」

 
 グッと入って来る羽弥斗を感じたエイミは、ギュッと背中に爪を立てた。

 痛みと心地よさが同時にやってきたようで、掴まらないとどこかに行ってしまいそうで・・・

 エイミはギュッと羽弥斗にしがみ付いていた。

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