溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
心が繋がる時(亮side)
ちょっと強引に部屋に連れて来た感はあったけど。

この休みで体もだけど心も繋がれたようでうれしい。

玲奈は俺が作ったラーメンでもすごく幸せそうに食べてくれるし。
ほんと美味しそうに食べるよな。

そして飲みやすい冷酒で酔っ払って、陽気になるほど可愛いワガママを言ってくれた。


あと少し気を使わない関係に前進するために、玲奈のご要望通り
お風呂に一緒に入ったわけだけど、正気に戻った玲奈のパニック状態は
最高だった。

ほんとかわいいお姫様だ。

洗ってあげようかと言うと

「自分で出来ます。」小さな声で、敬語。

やっと、少しずつ敬語が抜けてきたのによそよそしい。

「遠慮しないで。お望みとあれば何なりと!」

「あっちを向いててくーだーさーい!」


そんなやり取りが彼女との距離を縮める。
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