気づいて

••運命


莉央の両親は、
洋子から凌平と莉央が再会した
事は聞いて・・・
やはり、運命だと思った。

凌平の両親は、
凌平の子供がいることに
たいそう喜んで
有無も、言わせずに
「「直ぐに結婚しなさい。」」
と、騒いでいた。

莉央と凉太を連れていくと
本当に大喜びで
莉央が呆気に取られるほどで。
凌平も苦笑いをしていた。

莉央も凌平の両親も
お互いにお詫びをして
笑いも漏れた。
お義父さんからは、前回自分が
不在で直ぐに会えなかったから
と、言われる始末で・・・

莉央の両親には
凌平は、莉央にだけ
苦労をかけた事をお詫びした。
莉央の両親は、
「「再会した時点で、運命だと
思いましたよ。」」
と、言ってくれた。

おばあちゃんの家のリフォームは
両家の両親が負担すると
きかなくて
凌平は、あきらめて受け入れた。

おばあちゃんが、
「好きにやらせとけば良い。」
と、言ったのもあって。
「今から、子供達に沢山お金が
かかるんだから。」
と、言った。
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