あまい・甘い・あま~い彼に捕らわれて
彼女は服から首にかけられたペンダントをひっば😊りだして私に見せた。

「見て。これが証拠。

桜の花のネックス。颯馬の手作りよ。

あなたのは私の桜を作るための試作品。

杏(あんず) はね所詮桃や桜にはなれないのよ!」

手足がすーっと冷えていくのがわかる。

優しい相馬や颯馬の両親が私の身体に傷を残したことを昔から気にやんでいたことは知っていた。

私をパパがとんでもなく溺愛していることもわかってる。

私は今までずっと颯馬の自由を握って彼の未来を奪っていたんだろうか…

私が颯馬をかばって火傷をおった為に颯馬の恋愛の自由を幼いときからずっと奪ってしまっていた、、、


涙があふれそうになった。


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