あまい・甘い・あま~い彼に捕らわれて
「えーっ!!

それは駄目だゎ。杏ちゃん、颯馬と結婚して私たちのお姉さんになってよ!

ほら、よく見るとコイツけっこうイケメンだし、昔から杏ちゃん一筋だし。

なんでも言うこと聞くし、もれなくこんな可愛いい妹と弟がついてくるよ?」

「そうそう。

兄ちゃん、こう見えてモテるけど杏ちゃん一筋だから。

ちょいちょい彼女いたけど、杏ちゃんにヤキモチ妬いてほしくていただけで、そこはちょっと相手に失礼な残念で頭の悪い発想なん、、、」

「「涼二!」」

愛美ちゃんと颯馬の声が重なり、涼二くんの頭をポカリと叩く。

「余計なこというな」

ムッとした颯馬が背後からぎゅうっと私を抱き締める。

「昔も今も杏は俺だけのものなんだよ!

きやすくさわるな!」

「何言ってるの!
私たちの杏ちゃんでしょ!」

「そうだよ!
ずりぃよ独り占めは!」

喧嘩がはじまった三人に
「お前たちいい加減にしろ!」

と虎太朗さんが一喝した。



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