揺れる被写体〜もっと強く愛して〜
こんな笑顔もするんだ……
ヤバい………
知れば知るほど興味がわく。
もっと知りたいと思ってしまう。
あんな一瞬接しただけでこんなに胸が踊らされるなんて普通じゃない。
「マネージャーどうしよう……会いたい……会いたいよ…!」
次はいつ来るかなんて分からないし待ってられない!
それに今じゃないとダメなんだ!
今行かないと絶対に後悔する…!!
「落ち着いて、ジヒョン」
「お願い、まとまった休みが欲しい
!」
「そんな急に言われても無理だよ…!2ヶ月先まで埋まってるんだよ?」
「そんな………じゃあレイのこと調べて?日本の滞在期間はどれくらいなのか?また韓国に来る予定はあるのか?2ヶ月先のスケジュール…!」
「落ち着けって…!とにかくドタキャンだけはやめてくれよ?お前には数々のスポンサーがついてるんだからな?分かったな?ジヒョン」
「分かってるよ……ちゃんと仕事はするから調べてください」
「分かった。出来る範囲で調べるから今は明日の台本に目を通していてくれ」
「2ヶ月先の休み、2週間ちょうだい」
「……分かった」
ソファーに腰を下ろして台本をめくる。
一刻も早く会いたいが、現実はそうもいかないみたいだ。
でも必ず会いに行く。
会いに行って、必ず奪い返すよ。
盗まれたままじゃ納得いかないから。