揺れる被写体〜もっと強く愛して〜
あなたを……僕だけのものに出来たら……
「へぇ……ちゃんと出来るんだね」
レイだから…だよ。
言ったじゃん。
もう片方の手が首に回ってヤバい……
こんな至近距離、耐えれそうにない。
「じゃあ、ご褒美あげないとね?」
「え、ご褒美…?」
「そ、ご褒美…」と唇が触れた。
チュッという軽いキス。
え?え?え?
どういう状況!?
キス、されたんだよね!?
レイから…?
やった後の笑顔、チョー可愛いんですけど!?
「さ、そろそろ本当に時間が…」
時計を気にするレイの顔をもう一度僕に向けさせた。
昨日と同じシチュエーション。
顎クイをして視線を取り戻す。
「ご褒美足りない…」
今度は僕から重ねた唇。
少しだけ激しい。
角度を変えて逃さない。
背中も支えながらゆっくり壁に押し倒そうとした時。
勢いよくドアが開いて
「レイさんそろそろお時間……」とアシスタントの楓ちゃん?が僕たちを見つける。
「キャッ…!」と目を背けてくれたけど、これにも全く動じないレイは「急いで着替えるね?」と言った。
「ハイ〜」と静かに閉めてくれる。
「あ〜ぁ、楓ちゃんには刺激強すぎたよコレ…」
また目が合ってお互い吹き出した。
「満足した?」って聞くから
「もう一回だけ…」と重ねた唇。
お行際の悪い僕を優しく包んでくれるレイが、確実に濃くなっていく。
大きくなっていく。