切愛願望~極上御曹司の庇護欲からは逃げられない~
「俺も嫌だな。せっかく極上の抱き枕に出会えたんだから」
「もう、玲司さんたら!」
キッと睨めば、彼はとても楽しそうに声を上げて笑う。
その声が耳に心地よい。
そんな調子で玲司さんにからかわれながら石段を登っていくと、大きな仁王像が見えて来て、さらに登ると岩の斜面に建てられたお堂が見えてきた。
能の舞台のようになってるそのお堂には数人の観光客がいて眼下に見える景色を眺めている。
私達もお堂の奥に行って景色を眺めれば、そこに美しい景色が広がっていた。
「緑の山に囲まれた街並みが綺麗〜。それに風が気持ちいい~」
感動していると、玲司さんが前髪をかき上げた。
その横顔が素敵でほうっと見惚れてしまう。
「ここで、標高二百メートルぐらいかな。本堂まであと五十メートルちょっと。あっ、少し水分補給しとこう」
彼が背負っていたリュックを開けて取り出したのは、スポーツ飲料のペットボトル。
「もう、玲司さんたら!」
キッと睨めば、彼はとても楽しそうに声を上げて笑う。
その声が耳に心地よい。
そんな調子で玲司さんにからかわれながら石段を登っていくと、大きな仁王像が見えて来て、さらに登ると岩の斜面に建てられたお堂が見えてきた。
能の舞台のようになってるそのお堂には数人の観光客がいて眼下に見える景色を眺めている。
私達もお堂の奥に行って景色を眺めれば、そこに美しい景色が広がっていた。
「緑の山に囲まれた街並みが綺麗〜。それに風が気持ちいい~」
感動していると、玲司さんが前髪をかき上げた。
その横顔が素敵でほうっと見惚れてしまう。
「ここで、標高二百メートルぐらいかな。本堂まであと五十メートルちょっと。あっ、少し水分補給しとこう」
彼が背負っていたリュックを開けて取り出したのは、スポーツ飲料のペットボトル。