切愛願望~極上御曹司の庇護欲からは逃げられない~
いや、そもそも私にここの宿代を払えるだろうか?
値段聞いたら失神しそう。
あたふたする私の肩に彼がポンと手を置く。
「先に払ってあるから心配ないよ。それに美月は払わなくていい。うちでずっと家事やってくれたから、そのお礼」
「でも、私、お家賃だって払ってないんですよ」
玲司さんにいくらか部屋代を払おうとしたのだけれど、彼に『いらない』って却下されてしまった。
「そういうの管理するの面倒だし、頼むから俺の仕事増やさないでね」
笑顔で圧力をかける彼。
「本当に……いいんですか?」
戸惑いながら聞き返せば、玲司さんは穏やかな目で言った。
「いいんだよ。そんなんで破産しないから。ほら、仲居さんがお茶入れてくれたから飲もう」
「はい」
玲司さんがそう言うなら、なにか機会があった時にお礼をしよう。
ふたりでお茶を飲みながらこの温泉郷の銘菓の温泉まんじゅうを堪能すると、部屋の中を見て回った。
値段聞いたら失神しそう。
あたふたする私の肩に彼がポンと手を置く。
「先に払ってあるから心配ないよ。それに美月は払わなくていい。うちでずっと家事やってくれたから、そのお礼」
「でも、私、お家賃だって払ってないんですよ」
玲司さんにいくらか部屋代を払おうとしたのだけれど、彼に『いらない』って却下されてしまった。
「そういうの管理するの面倒だし、頼むから俺の仕事増やさないでね」
笑顔で圧力をかける彼。
「本当に……いいんですか?」
戸惑いながら聞き返せば、玲司さんは穏やかな目で言った。
「いいんだよ。そんなんで破産しないから。ほら、仲居さんがお茶入れてくれたから飲もう」
「はい」
玲司さんがそう言うなら、なにか機会があった時にお礼をしよう。
ふたりでお茶を飲みながらこの温泉郷の銘菓の温泉まんじゅうを堪能すると、部屋の中を見て回った。