切愛願望~極上御曹司の庇護欲からは逃げられない~
ひとり興奮して窓の景色を眺めていたら、玲司さんがやって来て、優しい目で微笑んだ。
「気に入ってくれて良かった」
「ゴールデンウィークなのによく予約出来ましたね」
こんな高級旅館、すぐに予約が埋まりそうだもの。
「そこはまあ……いろいろとコネを使ってね」
彼が言葉を濁すので、宿泊費が心配になった。
仲居さんの話ではこの旅館は昭和初期に建てられた三階建ての木造建築で、国の重要文化財にも認定されているとか。
部屋は十部屋で、皇族の方もお忍びで泊まられるらしい。
ここ相当高いのでは?
だから普通の人は予約出来ないんじゃあ?
顔から血の気が引いていく。
どうしよう〜。お金そんなにない。
旅行するなんて思わなかったから、財布には一万ちょっとしか入っていない。しかも私はクレジットカードを持っていないのだ。
「玲司さん、この近くにコンビニありますか? お金下ろさないと宿代が……」
「気に入ってくれて良かった」
「ゴールデンウィークなのによく予約出来ましたね」
こんな高級旅館、すぐに予約が埋まりそうだもの。
「そこはまあ……いろいろとコネを使ってね」
彼が言葉を濁すので、宿泊費が心配になった。
仲居さんの話ではこの旅館は昭和初期に建てられた三階建ての木造建築で、国の重要文化財にも認定されているとか。
部屋は十部屋で、皇族の方もお忍びで泊まられるらしい。
ここ相当高いのでは?
だから普通の人は予約出来ないんじゃあ?
顔から血の気が引いていく。
どうしよう〜。お金そんなにない。
旅行するなんて思わなかったから、財布には一万ちょっとしか入っていない。しかも私はクレジットカードを持っていないのだ。
「玲司さん、この近くにコンビニありますか? お金下ろさないと宿代が……」