高嶺の花沢さんは恋の仕方がわからない
「す、すみません…」

それに対して謝ったら、
「謝らなくてもいいですよ。

花沢さんも人間だったんだなって思いましたから」

木佐さんは言った。

「えっ、人間?」

私、木佐さんに何だと思われてたの…?

「仕事がデキて美人だけど、いつもお高く振る舞ってるし、プライドも高そうだし、きっと性格も悪いんだろうなって、花沢さんのことをそう思ってたんです。

正直なことを言うと、仲良くしたくないなって思ってました」

「は、はあ…」

私、結構いろいろと言われてるな…。

木佐さんからはそんな風に見えてた――と言うか、見せてた――と言う訳なんだよね。

「でも…最近、変わりましたよね?

雰囲気が柔らかくなったと言うか、乙女なところが出てくるようになったと言うか」

「そ、そうですか…」

いつの間に、そんな風に見えてたんだろう?
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