【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
昼休みが終わるそのとき、


そーっと
図書室の扉が開く音が聞こえる。



キーッッ



古びた扉。




『みな…?』



そう私に呼び掛けた、その人は言うまでもなく


誠実だった……。





『せい…せいじくん?どうして?』

『みなだったん?ごめんね。光里から聞いた。気づかなかった。みなだったってこと。久しぶり。』


『うん、久しぶり。小学生以来やね。
背伸びたね?』

『4年で30㎝伸びた!みなちゃんも大人っぽくなって…』



この時、顔見れなかった…

思うように話せなかった…



あの頃はなかった、気持ち。


私、恋してるんだよね……


自分で自問自答を繰り返してる私がいた。
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