【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
……言いたくない

…言えるわけなかった






『特に。何にも変わらなかったよ』

『そっかー…』





誠実とはそのくらいの会話しかせずに、
疲れていた彼はソファーに寝てしまった。





帰宅するだけで、
次の日にはまた学校と
弟の病院へと行ってしまう日。





この日は、
大学の野球部の仲間たちとの飲み会があるらしく帰らない…
そう伝えられながら
朝…見送る、私。

 


私もそろそろきちんと考えなきゃ。


阿佐くんとはこの日も会う予定があり、
昼になって





アパートの近くの薬局での待ち合わせ時間には、
すでにいる様子。





『おぅ。行こうぜ。』

『うん、行こう』









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