愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?




それから数日経ったある日のこと…



今日は何をしようかと考えながら、リビングでテレビを見ていたら、電話が鳴った。
三田さんはさっき、買い物に出かけてしまったから、私が出るしかない。



「はい、沢渡でございます。」

「あ、僕だけど…」

電話は柊司さんからだった。
なんでだろ?
いつもなら、LINEしてくるのに…



「三田さんはいるかな?」

「さっき、買い物に出掛けました。」

「そっか…
実はね、忘れ物しちゃったんだ。
それを持って来てほしいから、三田さんに伝言してもらえるかな?」

「え…?忘れ物ですか?」



持って行くのは、柊司さんの会社だよね?
わぁ、見てみたいかも…!
柊司さんの会社…どんなところだろう?
興味津々…!



「私が持って行きます!」

「え?でも…用事とかないの?」

「暇すぎて困ってたところですから。」

私は、柊司さんの会社の場所と、持って行くものを訊いた。



柊司さんの言ってた封筒は、言われた場所からすぐにみつかった。
出かけようとしたところでふと気付く。



(あ、そうだ!もうちょっとマシな格好していかなきゃ!)

まがりなりにも私は社長の妻なんだから。
ちゃんとしていかなきゃまずいよね。



私は服を着替え、書類を持って、タクシーに飛び乗った。
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