愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
土曜日の夜は、ぐっすりと眠れた。
次の日は日曜日で、三田さんが来ない。
だから、朝は、トーストとサラダとスープっていう手抜きのものだけど、柊司さんは特にそういうことには文句を言わない。



「今日は、どうする?」

「そうですね…柊司さんは何かプランはありますか?」

「う~ん、特にはないけど…」

「じゃあ、家でまったりしましょうか?」

「そうだね、そういうのもたまには良いかもしれないね。」

土日は出かけることが多いから、たまには家にいるのも良いかなと思っただけなんだけど…



「そういえば、結婚される前は、土日はいつも何されてたんですか?」

「そうだね。寝てるか、仕事してるか、出掛けてたね。
最近は、タクと一緒のことが多かったかな。」

八重樫さんの名前が出て、ちょっとドキッとしたけれど…
こんなことで、いちいち動揺しないようにしなくちゃね。



「あ、あの…良かったら、夕食は八重樫さんをお呼びしたらいかがでしょう?」

「え?いいの?」

「は、はい。」

ちょっと無理はしたかもしれないけれど、多分、大丈夫。
慣れなきゃ…
現実をしっかり受け止めなきゃ。



「じゃあ、連絡してみるよ。
タク、料理がうまいんだよ。
来たら、料理はタクに作ってもらおう。」

え…そうなの?
頑張って作ろうと思ってたのに…



「あ、タク…?」

柊司さんは早速、八重樫さんに電話を掛けた。
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