愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
*
次の日からの旅行は、最悪だった。
寝台車での夜のことでお互いに大きなわだかまりにたいなものが出来てしまって、いつもみたいに話さないし、私は気分的にも何を見ても、何を食べても楽しいと思えなかった。
それは、柊司さんも同じみたいだ。
「わぁ、このお刺身、すっごく新鮮!」
旅行の最終日になって、私はなんとかこの最悪な状況を変えたいと思った。
だって、もしかしたらこの旅行は、私と柊司さんの最後の旅行になるかもしれないんだもん。
最後の思い出が最悪のものになったら、それはあまりに悲し過ぎる。
柊司さんは、黙って食事を続けていた。
「柊司さん、これ、何のお魚でしょうね?
身がぷりっぷりですよ。」
「……多分、鯛だと思うけど。」
素っ気ない返事。
でも、負けるもんか。
「柊司さん、少しお酒飲みましょうよ。」
柊司さんが返事をする前に、私はお酒を注文した。
「かんぱーい!」
私は、自分のグラスを半ば無理やり、柊司さんのグラスに合わせた。
「あぁ、おいしい。
ワインと和食っていうのもけっこう合うものですね。」
必死で盛り上げようとしてるのに、柊司さんは気の晴れない顔をしたままだ。
心が折れそうだ。
でも、そんなことは出来ない。
意地でも盛り上げなきゃ…!
次の日からの旅行は、最悪だった。
寝台車での夜のことでお互いに大きなわだかまりにたいなものが出来てしまって、いつもみたいに話さないし、私は気分的にも何を見ても、何を食べても楽しいと思えなかった。
それは、柊司さんも同じみたいだ。
「わぁ、このお刺身、すっごく新鮮!」
旅行の最終日になって、私はなんとかこの最悪な状況を変えたいと思った。
だって、もしかしたらこの旅行は、私と柊司さんの最後の旅行になるかもしれないんだもん。
最後の思い出が最悪のものになったら、それはあまりに悲し過ぎる。
柊司さんは、黙って食事を続けていた。
「柊司さん、これ、何のお魚でしょうね?
身がぷりっぷりですよ。」
「……多分、鯛だと思うけど。」
素っ気ない返事。
でも、負けるもんか。
「柊司さん、少しお酒飲みましょうよ。」
柊司さんが返事をする前に、私はお酒を注文した。
「かんぱーい!」
私は、自分のグラスを半ば無理やり、柊司さんのグラスに合わせた。
「あぁ、おいしい。
ワインと和食っていうのもけっこう合うものですね。」
必死で盛り上げようとしてるのに、柊司さんは気の晴れない顔をしたままだ。
心が折れそうだ。
でも、そんなことは出来ない。
意地でも盛り上げなきゃ…!