愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
*
「柊司さん、旅行に連れて来て下さって、どうもありがとうございます。
とても素敵な旅行でした。」
ホテルの部屋に戻って、私がそういうと柊司さんは眉間にしわを寄せた。
「……君は楽しかったの?
僕にとっては、今までで最悪な旅だったけど…」
「楽しかった…です。温泉にも入れましたし、美味しいものも食べれたし。」
負けない。
何を言われても、私は負けない。
「君はすごい人だね。
大らかな人だとは思ってたけど、それ以上だね。
羨ましいよ。
君のその強いハートがね。」
酷い言葉…
思わず泣いてしまいそうになったけど、今、泣くわけにはいかない。
私は、無理やり笑顔を作った。
「昔から良く言われてました。
心臓に毛が生えてるって。」
柊司さんは呆れたような顔で、私を見た。
「僕は、君のことを見誤ってたようだ。
一年一緒に過ごして、君のことを…いや…」
柊司さんは、私から冷たく視線を逸らした。
「柊司さん、一緒に写真を撮りませんか?」
「どうして?」
「よく考えてみたら、今回の旅行で一緒に撮ってないじゃないですか。」
「ここで?」
「……いけませんか?」
「君がそうしたいって言うのなら良いけど…」
「はい、じゃあ、撮りましょう!」
私は柊司さんの隣に立ち、スマホに向かって微笑んだ。
スマホの画面には、作り笑顔の私と苦い顔をした柊司さんがいた。
「柊司さん、旅行に連れて来て下さって、どうもありがとうございます。
とても素敵な旅行でした。」
ホテルの部屋に戻って、私がそういうと柊司さんは眉間にしわを寄せた。
「……君は楽しかったの?
僕にとっては、今までで最悪な旅だったけど…」
「楽しかった…です。温泉にも入れましたし、美味しいものも食べれたし。」
負けない。
何を言われても、私は負けない。
「君はすごい人だね。
大らかな人だとは思ってたけど、それ以上だね。
羨ましいよ。
君のその強いハートがね。」
酷い言葉…
思わず泣いてしまいそうになったけど、今、泣くわけにはいかない。
私は、無理やり笑顔を作った。
「昔から良く言われてました。
心臓に毛が生えてるって。」
柊司さんは呆れたような顔で、私を見た。
「僕は、君のことを見誤ってたようだ。
一年一緒に過ごして、君のことを…いや…」
柊司さんは、私から冷たく視線を逸らした。
「柊司さん、一緒に写真を撮りませんか?」
「どうして?」
「よく考えてみたら、今回の旅行で一緒に撮ってないじゃないですか。」
「ここで?」
「……いけませんか?」
「君がそうしたいって言うのなら良いけど…」
「はい、じゃあ、撮りましょう!」
私は柊司さんの隣に立ち、スマホに向かって微笑んだ。
スマホの画面には、作り笑顔の私と苦い顔をした柊司さんがいた。