愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
私の予想通りだった。
ついに、来るべき日が来たんだ。



「そ、それは良かったですね。」

「……うん。
しかも、由紀子さんはまだ独身らしいんだ。」

「そうなんですね。
それはなによりです。
柊司さん、今度こそ本気で頑張って下さいね。」

私は、思いっきり無理をして微笑んだ。
そしたら、柊司さんは途端に不機嫌になって…



「……そんなこと、君に言われなくても頑張るに決まってるじゃないか。
なんせ、彼女に告白するのは四度目なんだから。
三度も告白してる時点で、きっと呆れられてると思うけど、それを押しての四度目なんだよ。
もう後がないんだ。
命懸けで頑張るに決まってるだろ。」

柊司さんは、私の目を見ない。
不機嫌な顔で、遠くを見ていた。



「あ…そ、そうですよね。
失礼しました。」

「じゃあ、もう寝るから。
おやすみ。」

柊司さんは立ち上がった。



「おやすみなさい。」

柊司さんの背中に向かって、私は小さな声でそう言った。
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