愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
自分の部屋に戻って来たら、止める間もなく涙がこぼれた。



私の結婚生活は、約一年で終わりなんだね。
元々、訳ありの結婚だもん。
一年でももったのは良い方だよ。



そんなことを想ってみても、やっぱり涙は止まらない。
悔しいけれど、私は自分で思ってた以上に、柊司さんのことが好きだったみたいだ。



八重樫さんはあんなことを言ってたけれど、もしも、私がこの想いを素直に伝えたら…
状況は何か変わるんだろうか?



(ないよね…
私みたいに、これと言って誇れるものがない女…柊司さんが好きになってくれるはずなんてないよね…)



そう…私に出来ることは、柊司さんの邪魔をしないこと。
そのくらいだよね。



大丈夫、私は大丈夫だよ。
離婚した友達もいるし…意外とバツイチはモテるって聞くし。
次は、まともな結婚をしよう。
もう柊司さんみたいなイケメンと出会えることはないだろうけど…ま、いっか。
なんだか、不思議だけど…
私の面食い、ちょっと直って来たみたい…!?
柊司さんと一年暮らせたことで、満足出来たからかな?



楽しいこと、いろいろあったもんね…
おかしいな…楽しいことを思い出してるのに、涙が止まらない…



結局、夜が明けるまで私の涙は止まらなかった。
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