とろけるような口づけは、今宵も私の濡れた髪に落として。
「怖がるというか、今更、なんで? 私は男と恋愛することに夢がないから、自分から接触しないだけだよ」
何を勘違いしてるんだろう。
別に男と一緒に生きるだけが人生じゃないじゃん。
私一人が生きていくぐらい稼げるし、お洒落は好きだしネイルは好き、ブランド服を買うのも好き。
お一人様がすっかり板についたし、今さら私の生活に男が入ってくるというのは不思議と言うか違和感。
「まあ男性恐怖症がきっかけに過ぎない。でも今の生活に何も不満も後悔もないから、美里の後ろめたさを擦り付けないで。私はもう誰のことも怒ってないよ」
突き放した言い方になってしまったかもしれないけど、美里をこれ以上悩ませたくなくて、はっきり嘘偽りなく言った。
そして冷蔵庫から、鍋ごと入れていたシチューを取り出して、IHコンロに乗せる。
シュークリームを食べてからシチューは順番が逆だなって思わず笑ってしまいそうになる。
「あ、そうか。答えてない。美里の旦那さんに伝えて。『私は会いたくない』って」
「……華怜」
「それで旦那さんと気まずくなるって言うなら、悪いけど私は関係ないから二人で話し合って。そこは、美里を理解してあげれないよ」
何を勘違いしてるんだろう。
別に男と一緒に生きるだけが人生じゃないじゃん。
私一人が生きていくぐらい稼げるし、お洒落は好きだしネイルは好き、ブランド服を買うのも好き。
お一人様がすっかり板についたし、今さら私の生活に男が入ってくるというのは不思議と言うか違和感。
「まあ男性恐怖症がきっかけに過ぎない。でも今の生活に何も不満も後悔もないから、美里の後ろめたさを擦り付けないで。私はもう誰のことも怒ってないよ」
突き放した言い方になってしまったかもしれないけど、美里をこれ以上悩ませたくなくて、はっきり嘘偽りなく言った。
そして冷蔵庫から、鍋ごと入れていたシチューを取り出して、IHコンロに乗せる。
シュークリームを食べてからシチューは順番が逆だなって思わず笑ってしまいそうになる。
「あ、そうか。答えてない。美里の旦那さんに伝えて。『私は会いたくない』って」
「……華怜」
「それで旦那さんと気まずくなるって言うなら、悪いけど私は関係ないから二人で話し合って。そこは、美里を理解してあげれないよ」