···再会?


日本へ帰って二年が過ぎ・・・

帰国する絢を空港に
迎えに行く。

蒼空と二人のお出かけで
蒼空は興味津々に
キョロキョロしていたが
絢おばさんを見つけると
嬉しそうにした。

蒼空の誕生日に帰ってきてくれたらしい。
(沙織の事を心配しての事だと
沙織も沙織の両親もわかっていた。)

一年の蒼空の誕生日にも
ノア家のご両親にも
写真を送っている。

彼の両親が、もう要らないと
言うまでは続けるつもりだ。

メイソンに送っているわけじゃ
ないから、いいよねと
勝手に思っているが。

蒼空の一歳の誕生日には
メイソンからお祝いが
実家に届いた。

両親は、
「彼の気のすむように
させてあげなさい。」
と、言うので
私もそれに従っていた。

亜美ちゃんが、嫌な思いを
しなければよいが・・・と。

蒼空の誕生日プレゼントを
絢ちゃんが買うと言う。

だが、絢ちゃんは
蒼空が指差すものを
次々に買っていき、
沙織は、飽きれながら・・・

疲れて三人で休憩していると
「・・沙・・織・・?」
絢も私も見上げた
そこに・・・
「和・・彰・・?」
絢ちゃんは、直ぐにピンときたみたいだ。

和彰は、絢ちゃんに頭を下げたので、
私も前の上司の息子さんだと
紹介した。

和彰は、私と蒼空を、交互にみて
「そ の 子 は・・・
沙織の・・子?」
「えっ、あっ、そうよ。
和彰は?」
「俺は、一人だよ。」
「美里さんとは、やはり・・」
「断られた・・
沙織、当時、本当に
申し訳 なかった。
謝って、すむことでないことは、
わかっているけど。
本当に、すまなかった。」
と、頭を下げるから
「もう、昔の話しです。
私は、正直、今会うまで
和彰の事も忘れていたから。」
と、言うと
和彰は、目を白黒させ
叔母が笑いはじめて
私は、ええーって、感じだったが
和彰も笑い出して
「本当にすまない。」
と、言ってその場から
離れて行った。
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