俺様課長のお気に入り
「でも、岩崎さん……」
と、声を潜めてこそこそ話し出した山川さん。
「ケイ君が犬だってことは、ここだけの秘密ですよ。私の同期でこの子の先輩が、陽菜ちゃんに変な虫がつかないように、あたかも彼氏かのように吹聴してますから。もちろん、陽菜ちゃんはわかってませんが」
「わかりました。それ、協力しますよ」
「何を2人でこそこそ話してるんですか!!」
「なんでもないわよ。
さあ、陽菜ちゃん。岩崎さんに用があったんでしょ?」
はっ、そうだった。
「岩崎さんに名刺と書類を届けに来ました。書類は必要事項を記入して、今週中に総務課までお願いします」
「ああ。ありがとさん。陽菜は総務課かあ」
そう言って、何がおかしいのかくすりと笑った。
「なんですか?今の笑いは」
「本当に24歳なんだな。もしかして、職場体験かと思ったわ」
「ちょっ、ちょっと、何度も言ってますが、私は大人です!!」
「はいはい、わかったよ。
じゃあ陽菜、わかんないところがあったらお前に聞くから、連絡先教えて」
「その必要はありません!内線があります!」
と、声を潜めてこそこそ話し出した山川さん。
「ケイ君が犬だってことは、ここだけの秘密ですよ。私の同期でこの子の先輩が、陽菜ちゃんに変な虫がつかないように、あたかも彼氏かのように吹聴してますから。もちろん、陽菜ちゃんはわかってませんが」
「わかりました。それ、協力しますよ」
「何を2人でこそこそ話してるんですか!!」
「なんでもないわよ。
さあ、陽菜ちゃん。岩崎さんに用があったんでしょ?」
はっ、そうだった。
「岩崎さんに名刺と書類を届けに来ました。書類は必要事項を記入して、今週中に総務課までお願いします」
「ああ。ありがとさん。陽菜は総務課かあ」
そう言って、何がおかしいのかくすりと笑った。
「なんですか?今の笑いは」
「本当に24歳なんだな。もしかして、職場体験かと思ったわ」
「ちょっ、ちょっと、何度も言ってますが、私は大人です!!」
「はいはい、わかったよ。
じゃあ陽菜、わかんないところがあったらお前に聞くから、連絡先教えて」
「その必要はありません!内線があります!」